新緑の5月、夏肌の準備を。

2020 May


まばゆいばかりの新緑の5月、夏に向けて準備を。

まばゆいばかりの新緑に、草木たちの生命力を感じる5月。気候的にも気温・湿度ともに一年の中で最も快適なのですが、残念ながら今年は、新型コロナウィルス対策としての自粛の日々が続くものと思います。子供の日(端午の節句)、母の日、新茶(一番茶)の茶摘みの時期でもあり、歳時記としてもイベントの多い時期なので、ご自宅中心の生活の中でも、季節を実感できる工夫をして、楽しく過ごしたいですね。今回は、“夏肌に備える睡眠美容”にスポットをあてます。


5月の肌環境は「快適と安定」

昨年2019年5月の東京の気象データでは、平均気温20℃、平均湿度65%で快適でした。気温・湿度の面では、肌負担もなく、肌環境としては、「快適と安定」の季節と言えますが、肌を襲う太陽光の水準は年間最高値となります。晴天の多い快適な気候の5月に、唯一警報レベルで気をつけたいのは太陽光対策となります。肌の露出が増えて行くこの時期、日焼け止めに加えて、日傘、帽子、薄手の長袖カーディガンなどによる太陽光対策を取り入れましょう!


生活リズムの変化にも注意!

「春眠暁を覚えず」… この時期、寝起きが悪く、眠気に誘われるのはなぜでしょう?
本来の意味は、夜が明けて日が昇っても気がつかないほどに心地よく眠ってしまっていたという、うららかな春の気分の歌です。一方、日本では、4月は新年度の始まりで、入学、入社、異動など生活スタイルが変化し、ストレスを感じがちで、眠りが浅くなりやすく寝起きが悪くなるとも言われます。つい寝過ぎてしまうと、寝起きの悪さにつながり、日中でも眠気に襲われたりすることになります。このような状態は美容の面でも避けたいところです。

また今年は、自粛やテレワークなどで生活のリズムが一変したことによる不調を感ずる方も多いのではないでしょうか?生活のリズムだけでなく、食生活が大きく変化したりしていませんか?生活様式の変化にカラダが追い付いて行けないと様々な体調の不調となってあらわれます。


大切なのは良質な睡眠と目覚め、そして生活のリズム

生活リズムを崩さない工夫として、就寝前の入浴でしっかり心身を癒す意味で、好みの香りの入浴剤を使い、寝付きを良くし、寝室は朝日が室内に入りやすい状態にするのも良いかもしれません。朝日の力でスッキリ目覚めることも効果的です。また、睡眠は一日の疲れを癒すだけでなく、睡眠中は成長ホルモンが分泌され細胞の成長と修復に働きかける大切な時間です。


美肌のためのゴールデンタイムとは?

眠りについた3~4時間の間に成長ホルモンの分泌が盛んになることから、夜10時~深夜2時が、美肌のためのゴールデンタイムとかエンジェルタイムと呼ばれることがあります。夜10時に就寝する方は少ないかもしれませんが、眠りはじめの睡眠の質を高めることが大切です。成長ホルモンの分泌が増え、細胞の修復や再生の働きが盛んになることから、睡眠こそ最強のスキンケアと言われるゆえんです。遅くとも日付が変わる前に就寝し、毎日決まった時刻にベッドに入る生活を心がけましょう。

ゴールデンタイムには成長ホルモンをカラダの隅々まで届けるために血流量も増加します。就寝前に、基礎化粧品による肌全体のお手入れはもちろんのこと、目尻や口周りといったデリケートな部分にたっぷりと美容成分を塗っておくと血流に乗って肌への浸透も高まってくれるはず。良質な睡眠と、スッキリ目覚めが免疫力を高めることにもつながり、美容と健康にも効果的です。睡眠美容習慣で、夏肌への備えも万全にしましょう!

今年の5月に心がけたい、夏肌に備える睡眠美容をお届けしました!
次回テーマは“梅雨の季節のスキンケア”です。

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