あっという間に”師走“…通常の12月であれば、忘年会、クリスマス、年末年始へと…大きなイベントが目白押しのはずですが、第3波襲来中とも言えるwithコロナでの今年の12月は、マスク着用、密を避ける…自粛ムードに包まれた静かな師走を過ごすことになるのでしょうか。3月後半から本格化したwithコロナでの新しい生活様式が、皆さんの肌状態に影響を与えていませんでしょうか?今回は、“12月の肌環境と1年間頑張ったお肌の状態の振り返り”をお届けします。
12月の肌環境
12月の肌環境のキーワードは“乾燥”と“新陳代謝の低下”です。
湿度低下・肌からの水分蒸散量の上昇
12月は、1月~2月の乾燥のピークに向けて、湿度は低下し続け、お肌からの水分蒸散量も上昇し続けるのでお肌自身の乾燥状態が進みます。
暖房が湿度を更に下げる
暖房も本格化する12月、外気の湿度は50%程度ですが、暖房室内の湿度はその半分程度に下がってしまいます。室内は乾燥が追い討ちをかけてきます。
新陳代謝が低下
ヒトも植物や動物と同じで、冬は蓄えの季節。細胞は代謝による生まれ変わりよりも休息を選び、新陳代謝が低下、血流も低下しがちになります。
2020年、肌状態を振り返る
3月後半から本格化したwithコロナでの新しい生活様式。在宅勤務と出勤併用の方、通常勤務の方、専業主婦の方も、暮らしぶりは大きく変化しているのではないでしょうか?生活スタイルの変化もお肌に影響を与えます。
1年間のご自身の暮らしぶりと、お肌の状態の変化を振り返りましょう。
1年を過ごしたお肌の環境はいかがですか?
●お肌の状態は健やかに維持できていると感じる方は、日常のスキンケアも、ライフスタイルも万全です。油断することなく、現在の暮らし方と、スキンケアへの取り組みを継続しましょう!
●アウトドアやスポーツの思い出が多い1年であったと感じる方は、日焼けによるくすみやシミだけではなく、紫外線A波や近赤外線による光老化が進行している可能性があります。うるおいをしっかり与えながらハリ・ツヤにアプローチするエイジングケア美容液でしっかりケアしましょう。
●夏の冷房環境の影響で、夏なのにお肌の乾燥を感じた方は、夏肌乾燥を引きずっている可能性があります。冬の保湿ケアをしっかり行ってください。お顔のうるおいケアはもちろんのこと、ボディのうるおいケアも心掛けてください。
●年齢に伴うサイン(シワ、たるみ、くすみ、ゴワツキなど)が気になりだした1年だった方は、正常なターンオーバーを促しながら血色の良いお肌の状態を目指すことが大切です。潤いをしっかり与えながら、ふっくらとしたハリ肌を目指すエイジングケア製品によるケアを意識してください。
乾燥の季節の本番に突入した12月。乾燥が主因となる肌荒れ状態のお肌は、バリア機能が低下してしまいます。
洗顔料をはじめ、保湿能力の高いタイプの化粧水を選び、クレンジング・洗顔は肌負担を少なくするよう優しく転がすように洗うことを心がけましょう。また、目もとや口もと周りはデリケートかつ乾燥しやすい部位なので専用の化粧品でのポイントケアすることもおすすめです。
1年間のお肌の状態を振り返り、ご自身にとって適切なスキンケアを意識してください。
次回は、“新年のスキンケア計画!”のヒントをお伝えしたいと思います。