冬から春へ、春に意識したいスキンケア!

冬から春へ、春に意識したいスキンケア!

暦の上でも「春」を迎える3月。世間的には年度末の月で、企業では4月に向けて人事異動の発令時期、学生の皆さんにとっては卒業シーズン、新入学や入社を控えての引っ越しなど…新しい出会いの前の「別れ」のイメージがある月ですね。大都市圏中心の2回目の緊急事態宣言も順次解除され、コロナともお別れと言えれば良いのですが、いろいろな制約や条件の付いた”withコロナ”の生活は続きます。
今回は“冬眠肌から目覚める春肌に意識したいスキンケア”のヒントをお届けします。


冬眠肌を襲う3月の肌ストレス

冬を過ごしてきた肌はまるで冬眠肌と言える状態で、乾燥に傾き、寒さによる血流の衰えから、代謝機能も低下しがちで、さまざまな肌ストレスへの抵抗力が衰えた状態です。ここでは3月の肌ストレスについて理解しましょう。

花粉・黄砂・PM2.5
3月は花粉飛散の本番を迎えます。中国大陸から偏西風に乗って日本まで届く黄砂や汚染物質PM2.5も3月~5月にかけて発生しやすい傾向があります。特にPM2.5は、スギ花粉の1/10程度の大きさの極めて小さな汚染微粒子です。これらの微粒子たちが肌荒れを引き起こす要因となります。マスク生活が、これらストレスを多少は軽減してくれれば良いのですが…。
対策として優しく丁寧なクレンジング・洗顔で肌を襲う花粉や汚染微粒子を丁寧に洗い落としましょう。また、セラミド配合などバリア機能が期待できる製品を取り入れましょう。

寒暖差&乾燥
昨年(2020年3月)、東京の気象データを振り返ると、最高気温 24.6℃最低気温 0.7℃最低湿度 18%
寒暖差を繰り返しながら、着実に暖かくなる3月ですが、寒暖差は年間で最も大きく、乾燥状態が続きます。この寒暖差、乾燥に対して冬眠肌を引きずっているお肌は敏感に反応し、さまざまな肌トラブルの原因となります。
お肌にしっかり潤いを与えることを意識し、乾燥に傾いた肌からの脱却を目指し、寒暖差ストレスに負けない素肌力を呼び戻しましょう。

紫外線&近赤外線
3月より、紫外線量(UVA、UVBともに)が増加し始め、化粧品メーカー各社も美白への取り組みとUV対策強化を打ち出し始めます。紫外線量そのものは中程度なのですが、冬を過ごした肌はバリア機能が低下していることから紫外線に対しても敏感です。また、太陽光の暖かさは赤外線に起因しますので近赤外線への意識も必要です。表皮のシミのUVB、真皮のシワのUVA、そして皮下組織のタルミの近赤外線。いわゆる光老化対策が必要です。
天候にかかわらず、紫外線に加え、近赤外線対策もできる日焼け止め製品を毎日欠かさずに使いましょう。

冬眠肌から目覚める春肌に意識したいスキンケアについてお届けしました。
次回は、“春本番のスキンケア”のヒントをお伝えしたいと思います。

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