梅雨の季節、6月のスキンケア

梅雨の季節、6月のスキンケア

6月といえば、梅雨が明ける沖縄を除き、本格的な梅雨入りの季節で約1か月程度雨の多い日々が続きます。一方で、今年はラニーニャ現象で晴天の日には猛暑となることも予想されています。天候を睨みながら、この時期ならではのスキンケアに対するメリハリが求められます。今回は、6月の気候やお肌の環境に応じたスキンケアのヒントをお伝えします。


6月のお肌ストレスのキーワード

気象データ

1.多湿、発汗
梅雨入り後の6月は、気温の上昇とともに湿度も上昇。梅雨が続く7月と共に年間でも最高水準の湿度となり「ジメジメ」とした日々が多くなります。湿度が高い大気は、お肌のうるおい環境としては良いのですが、気温・湿度の上昇とともに皮脂分泌量も多くなり、発汗も促されます。結果、メイク汚れに皮脂・汗が混じった厄介な汚れがお肌に留まりやすくなります。

2.晴天日の猛暑、太陽光照射
今年の夏至は6月21日。日照時間が一年で最も長く太陽光照射量がピークを迎えます。梅雨時なので、曇りや雨の日も多く日照時間の平均は少ない月に見えますが、晴天の日の太陽光照射量は年間を通じての最大レベルですので、万全な太陽光対策が必須となります。

3.エアコンによる冷え・乾燥
エアコンの冷房や除湿により、冷気と暖気が一日の中で何回も行ったり来たり…まさにお肌にとってもカラダにとっても寒暖差ストレスも加わり、お肌の代謝に影響を及ぼします。また、外気は多湿にもかかわらず、エアコン環境下では乾燥状態なので、ジメジメした梅雨時においても「乾燥対策」の意識も必要となります。

梅雨の時期のお肌の悩み


ニキビとそのケア

6月のお肌のストレスのキーワード「多湿」「発汗」により、お肌の表面には汗と混じった汚れが残り、ニキビや吹き出物の発症に繋がりやすくなります。今回はニキビとそのケアについてお伝えします。

ニキビとは
皮脂の分泌が多く毛穴が詰まることで、毛穴に皮脂が溜まってた状態(コメドとか面皰(めんぽう)といいます)。このコメドの中でニキビ菌が増殖して炎症が起きると、ニキビを発症し、毛穴の周りの組織が破壊されて凹凸の瘢痕を残すこともあります。よく、ニキビの種類として白ニキビ、赤ニキビ、黒ニキビと言われることがありますが、この違いは次の通りです。
(白ニキビ) 炎症が起こっていない皮脂溜りの状態
(赤ニキビ) 炎症を起こして赤くなった状態
(黒ニキビ) 炎症は起こしていないが、皮脂溜りが酸化して変色している状態

ニキビケアの基本
まずは、日頃のクレンジング・洗顔が大切です。
帰宅後のメイク落としだけでなく朝晩のクレンジング・洗顔でお肌を清浄な状態に保ちましょう。
特に、朝は怠りがちなクレンジング・洗顔ですが、クレンジングはメイク落としだけでなく、睡眠中の皮脂汚れを落とすことにも繋がります。また、洗い過ぎもお肌にとっては負担になりますので注意が必要です。

ニキビが出来てしまったら
塗りクスリなどでの早めの治療と生活の工夫が求められます。マスクやスカーフなどでニキビを隠そうとしたり、髪の毛がニキビに触れることは避けましょう。
メイクも厚過ぎると毛穴をふさいでしまいニキビを悪化させてしまいます。目まわりや、唇にはニキビは出来ませんので、アイメイクやリップでメイクの仕上がりを工夫してみましょう。とにかく、ニキビが凸凹の瘢痕になってしまう前に、早めに完治させることが大切です。ニキビが出来やすくなる、あるいは、悪化する食べ物は科学的には立証されていないので、食べ物に気を付ける必要は無いと最近では言われています。

6月の気候やお肌の環境に応じたスキンケアについてお届けしました。
次回テーマは、“夏本番のスキンケア” のヒントをお伝えします。

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